株式会社ラキール(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 努、以下「ラキール」)は、この度、サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞柄 泰利、以下「サイバートラスト」)の端末認証サービス「サイバートラスト デバイスID(以下、デバイスID)」と大企業向けID管理基盤「LaKeel Passport」が連携し、テレワークやクラウドサービスの活用を推進する企業のセキュリティ強化を支援することを発表します。
加えて、「LaKeel Passport」はデジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」のオプション販売に加えて、単体でご利用ができるようにSaaS型の製品として販売を開始しましたことをお知らせします。

■テレワーク・クラウドニーズに対応する厳格なセキュリティ対策を目指して

JIPDECが公表した 「企業IT利活⽤動向調査2021」※1 の⾼機密システムへのアクセス認証⼿段に関するアンケート回答によると、現在利用している認証手段としては、ID/パスワードが最も多い結果となっております。 
クラウドサービスの利用率が高まるとともに 、ID/パスワードの認証情報の漏えいや、パスワードの使い回しによる不正アクセスが急増し、多要素認証や電子証明書による端末の厳格な認証について、総務省の「テレワークセキュリティガイドライン」※2 でも導入が推奨されています。
この度の「LaKeel Passport」と「デバイスID」の連携により、テレワークやクラウドサービスの活用において、情報資産や機密情報へのアクセスを会社が許可した端末からのみ可能とすることで、ガバナンス強化と外部への情報漏えい対策が実現できます。
今後、サイバートラストとラキールは、幅広いお客様のニーズにお応えするために両社サービスの連携をさらに強化することにより、安心・安全なサービス利用環境の構築を推進します。

■「LaKeel Passport」製品概要

「LaKeel DX」のID管理基盤としても利用可能なほか、SAML/Open ID Connectに対応したシングルサインオンエンジン、Microsoft 365など社内システムのID管理やクラウドサービスのID統合基盤として利用できます。その他、既存のLDAPサーバと連携したユーザ情報の一元管理、セキュリティレベルの統一、デバイス制御、多要素認証など、ゼロトラストを前提とした次世代のID管理を実現します。

■「サイバートラスト デバイス ID」の特長

「デバイス ID」 は、厳格な端末認証として、管理者が許可した端末にのみデバイス証明書を登録し、かつ一度登録されたデバイス証明書の複製や取り出しができない仕組みを実現したデバイス証明書発行管理サービスです。Windows デバイス、iPhone、iPad、Android 搭載端末やChromebookなどの幅広い端末に対応しています。管理者が発行申請したデバイス証明書を該当端末に確実に配付でき、デバイス証明書を登録した端末のみを接続先のネットワークにアクセス可能にすることで、不正アクセスを防ぎ安全なサービス利用環境を構築できます。

■関連Webサイト

端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID」:https://www.cybertrust.co.jp/deviceid
サイバートラスト株式会社:https://www.cybertrust.co.jp
大企業向けID管理基盤「LaKeel Passport」:https://dx.lakeel.com/outline_pass

サイバートラスト株式会社プレスリリース:https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0215-lakeel-passport.html

※1 【JIPDEC/ITR「企業IT利活用動向調査2021集計結果(詳細版)」】  
https://www.jipdec.or.jp/archives/publications/J0005168.pdf
※2 総務省「テレワークセキュリティガイドライン 第5版 」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000752925.pdf

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