基本的な考え方

当社は、「The Human Based Company 私達は『人と共に成長し継続する企業』を目指します」という理念を掲げて、今後も社会問題の解決に貢献し、新たな技術の開発やサービスの拡大を推進するため、経営環境の変化に迅速かつ的確に対応するとともに、コーポレート・ガバナンスの強化による経営の健全性と透明性を確保し、コンプライアンスを重視した経営に努めております。

体制図

当社は、ガバナンス形態として「監査等委員会設置会社」を選択しています。

「監査等委員会設置会社」では、取締役会は重要な業務執行の決定を業務執行取締役に委任することが可能となります。個別の業務執行の決定を業務執行取締役に委任することで、より迅速な経営判断、機動的な業務執行が可能となります。その一方で、取締役会は会社の経営方針・事業戦略に関する議論およびモニタリングにより多く注力できるようになることから、ガバナンス機能の強化につながると考えています。

また、監査等委員である取締役は、取締役会における議決権と「監査等委員会」として取締役の選任や報酬につき株主総会で意見陳述する権限を有しています。このことから、業務執行取締役等に対して強い監督機能が期待できると考えています。

ポイント

  • 取締役の任期は1年とし、71%が独立社外取締役である
  • 監査等委員である取締役の1名は公認会計士である
  • 取締役の女性比率は29%であり、今後も多様性を確保する
  • 執行役員制度を採用し、適正かつ迅速な経営の意思決定と業務執行に資する体制を構築している

取締役の構成

取締役会・監査等委員会のスキルマトリックス

当社は、当社の取締役会がその意思決定および経営の監督機能を適切に発揮するために備えるべきスキル(知識・経験・能力)を特定し、取締役の当該スキルの保有状況を整理したスキルマトリックスを策定しています。当社のパーパス、ミッション、中長期的な経営の方向性や事業戦略に照らして、取締役会及び監査等委員会が発揮すべき重要な9つのスキルを特定しています。取締役については、これらのスキルの多様性・バランスを考慮した上で選定しています。