私たちは企業理念において「人と共に成長し継続する企業を目指します」と標榜しています。顧客・社員・株主への責任を履行し、期待され、信頼され、愛され、評価される企業を創ることを目指しています。
「Diversity, Equity & Inclusion(DE&I)」はその実現において重要な取り組みだと考えています。
当社はこれまでも、「D=Diversity(多様性)」と「I= Inclusion(包摂性)」に取り組んできました。
「Diversity」では、意思決定層の多様性の確保や、ワークライフバランスを支える制度の充実を図るとともに、外国籍の社員や障がいのある社員への配慮などに取り組んでいます。 「Inclusion」は、人材の多様性が確保されたうえで、 オープンでフラットな関係性が築かれ、議論の健全なぶつかり合いや異論が歓迎される環境ととらえています。 そして、Inclusionこそが組織と社員一人ひとりの成長を促し、イノベー ションを生み出すと考えています。
「D&I」に「Equity(公平性)」の観点を加えることとしたのは、Inclusionを実現するためには、社員一人ひとりの状況や違いに配慮し、真に公平な機会を付与することが不可欠と考えたからです。 例えば、人事評価や教育機会などにおける不公平が生じていないか確認し、 その背景にある障壁やアンコンシャス・バイアスを一つひとつ取り除いていきます。
当社はこのような「DE&I」の考え方を大切にし、取り組みを推進することで、明日の日常を創り出し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
妊娠判明時から、お子さんが小学校を卒業するまでの約13年間にわたり法定を上回る充実した内容で段階的なサポートを行っています。
- 妊娠判明から産休取得可能
- 育児休暇
- 職場復帰ボーナス
- 子の看病介護有休 小学校卒業まで年5日
- 時短勤務 小学校卒業まで
- 残業・深夜勤務免除 小学校卒業まで
「女性管理職の輩出」「役員・部長層の意識改革」を目的として、メンター制度を導入しています。資格取得支援では最大15万円の補助をしています。
- メンター制度
- 管理職の意識改革教育
- 資格取得支援金制度
女性特有の病気に対して、早期発見を促す無料検診や妊活支援など幅広く健康を支える福利厚生制度があります。
- 乳がん・子宮頸がん 検診無料
- 卵巣年齢検査無料 卵子凍結割引補助
- 健康アプリの活用
個人の裁量で柔軟な働き方ができる制度を整えています。
- フレックスタイム
- オフィスカジュアル
- リフレッシュ休暇
2023年10月に海外大卒の外国籍社員の採用を始めました。日本に住んだことがなく、且つ社会人経験のない方々を支援するため、プロジェクトチームを発足させ、語学サポートだけでなく、日本における生活のマナーやビジネスの慣習等も育成しています。
2024年1月からデジタル人材の輩出と地方企業のDX推進を目的とし、山口県の周南公立大学と連携。
情報科学部の学生へビッグデータの収集・加工・可視化の技術やデータドリブン経営のノウハウを提供します。
社員の約半数が20代であるため、若手のうちから積極的に責任あるポジションに登用しています。
ミドル・シニア人材は、長年の経験からベテランとして高い専門性を発揮します。
自発的にキャリアデザインを考える支援や安心して働ける環境づくりとしてマネープラン研修などを実施しています。
顔認証モニターやAIチャットボット導入などのインフラ整備に加え、メンターとの1オン1を実施し、障がい者の方も自分らしく輝ける環境づくりに取り組んでいます。
健康診断の費用を会社が補助しています。
健康診断受診率は100%です。
- 35歳以上1泊2日 人間ドック無料
- 脳MRI・肺CTなど 年齢に応じて検査無料
- インフルエンザ予防接種補助
- 家族も婦人科検診・歯科検診等が無料
ベジチェック・血管年齢測定・肌質測定・握力測定・体組成測定などを社内で実施しています。
社内でマッサージを受けることができるなど、疲れを溜めない身体づくりを支援しています。
- マッサージ無料施術
- スタンディング ワークスペース設置
- 健康食品・ドリンク 置き型販売
- 健康アプリの活用
心の健康も毎月確認し、必要に応じて面談を実施しています。
- 毎月エンゲージメントサーベイ実施
- マインドフルネス研修実施
- こころとからだの無料相談サービス
ラキールの価値を高めうる仕事にコミットし、目覚ましい成果を上げた社員や期待する行動をした社員を全社集会で表彰しています。どのような仕事が求められているのかを社員ひとりひとりに考えさせ、理解を促し、称賛によってアクションを増大させていく機会とすることを目指しています。
30件以上が部門のリーダーからノミネートされ、ファイナリストに残った3名の社員の上司はその社員がなぜ活躍できたのかを説明します。
部門間のコミュニケーションを活性化させるために導入されたマリーナ制度。
3名以上のメンバーが集まれば、ひとり5,000円の会社補助が出ます。
2024年3月から開始し、6か月間での延べ利用人数は約200名。多くの社員が利用し、他部門の社員とのコミュニケーションに活用しています。制度を利用したときの写真を社内で公開し、コミュニケーションの輪が広がっています。
平日18:00~20:00に夕食ビュッフェの提供をラウンジスペースで行っています。社員に健康的な食事を提供することも一つの目的ではありますが、特にコミュニケーションの活性化に期待をして開始しました。オフィスは作業する場ではなく、価値を創造する場に変えるためには、人との交わりが必要だと考えています。
ラキールが目指す姿、大切にする価値観、求める人物像などのラキールブランドを理解する人材を増やし、自律的で一体感のある組織を作り、改革のスピードを上げることを目的に実施しています。リーダー以上の約50名が参加し、講師は社長や役員が担い、これまでの経験を基に、変化を創り出すことに、どのような挑戦をしてきたのか語っています。
DE&Iで明日の日常を創り出す
私はDE&Iは目的ではなく、経営戦略を実現する手段だと考えています。パーパスの浸透もインクルージョンするための一つの手段です。
当社は「明日の日常を創り出す」というパーパス、つまり社会に対する存在意義を掲げています。これを自分事として考えることができれば、自分と社会の繋がりを感じることができ、自分の存在意義も感じることができます。
パーパスの実現という同じ目的地に向う船に乗った仲間に対し、個性を尊重し、協力し、助け合う。そうやって絆を育み、変化を創り出すことへ挑戦し続ける組織を目指しています。
心理的安全性が確保された組織でしか多様性の相互作用は生まれない
当社のDE&Iの取り組みは始まったばかりですが、多様なバックグラウンドを持つ社員に対して、様々な施策を実施し、検証しながら強い決意で推進しています。
取り組みが浸透してきたこともあり、社員の間でも、自分の大切にしている価値観を積極的に伝えることや、仲間の価値観を理解し尊重する風土が醸成されています。
このような風土でなければ、業務で自分の意見を伝えることもできないですし、イノベーションは生まれません。
心理的安全性の高い組織、安心して自分らしく輝ける環境を作り、社員一人ひとりのウィルビーイング実現に向けて、更に取り組みを推進していくことをお約束します。
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